ケシパール文庫紹介📘2025年2月

こんばんは!なつパールです!

 

突然ですが、
みなさん、本って読みますか??


 


私は幼少期、読書少女でして、
小学校の頃にはたーーーーーっくさん本を読んでいました。

基本的には、童話、メルヘン、冒険物が大好きで、
夏休みには本を50冊近く読んでいました👀📘

 

中でも、「福永令三」先生の作品が大好きで、ハマりにハマり、
クリスマスや誕生日に、
先生の「クレヨン王国」の文庫本をリクエストしては買い揃え、

楽しんでいました。

(先生とは小5から約10年間文通し、
大学生の時に、熱海のお家へ実際に会いに伺ったのは私のとても大切な思い出です。
(当時付き合って間もないたつパールを道案内として従えてました^^)

もちろんもう今は亡くなられてしまいましたが。お墓参り行きたいなー。)

 

 

そんな私も、
中学生になり、高校生になり、

成長につれ、
ほかのことにどんどん忙しくなり、

大学時代も部活にバイトに明け暮れ、

社会人になってからは仕事に明け暮れ、

カフェを開業してからはカフェ業に明け暮れていたので、

 

読書からは程遠い人生を歩んでおりました。
(たまに好きな作家さんのシリーズが出たらチェックする程度。
それもすっかり忘れて気がつけば数年経ってるのもザラ…)

 

ケシパールを開業してから、
本棚を設置して、そこに置く本を考える時も、
私のお気に入りの絵本を少しと、
あとはたつパールがインテリア系の本や、感性の高まる系の本を(とりあえず)買い揃えてくれ、

そこから常連様がプレゼントしてくれた本とか、
スタッフ教育の一環で買った本を並べたり…

というような感じで、
本が好きだった割には、全くテコ入れできていませんでした。


そんな中、
本を読むような姿を見せたことなどほぼないのに、
小学生になった自分の息子もまた、不思議なもので読書少年に成長しました。

そんな彼が読書姿が、私の中の奥深くに眠っていた「読書欲求」を少し目覚めさせ、
本を久々に読みたくなりました。

ただ、本を選ぶ時間も読む時間もそんなに取れないので、
とりあえず家にあった本を、と読みはじめたのがきっかけで、

さらに読みたい欲求が高まり、

いくつか少し、また本を読みました。


その中で、

ケシパールに置いておこう(どの店舗に設置するかは適宜調整します◎)
と思ったものがいくつかあったので、
それぞれをご紹介して設置しておきます💕


①『ここから』奈良美智

ケシメイツの一人「スパP」が、以前
たつなつにプレゼントしてくれた本です。
この本は「カフェケシパール」に置いています。



印象的な少女の絵。
吸い込まれそうな目。
憑依しそうになる不思議な空気感。

奈良美智さんの作品と、その背景、
奈良さん自身の向こう側や精神性を覗ける、
興味深い1冊です。

この作品を紹介する感性を、私自身が持ち合わせていないので、
せっかくなので本人に紹介してもらいました♪


以下スパPからの紹介文👇👇👇

ちょうど一年前、奈良さんの故郷である
青森で開催された個展の図録。

もともとは現地に行けなかった自分へ、と書店に向かったはずが
ぱらぱらと目を通して湧き上がった感想は
この本はケシパールに贈ろう、だった。

わたしは十代のころから
自分の気持ちをいい表す事が苦手で
学校に行きたくない朝には
心情と重なるバンプオブチキンの歌詞を書き写し
それを置き手紙として母親を説得したことがある。

ケシパールという存在をまわりに話すとき
自分が感じていることを
根っこからちゃんと相手に伝えることができたという手応えがなく
言葉に焦る気持ちを
サリバン先生を思いだし、気を沈める日もあった。

奈良さんの作品とケシパールは
用いる表現が何であろうと
そこに込められているメッセージがどこか似ている。
そのどこかはあのころ過ごした故郷の面影のようでいて、
おぼろげながらに時々語りかけてくるもの。

この図録は、ケシパールのことを言葉にはできなかったわたしからの
ケシパールでこの本を手に取る皆さまへ宛てた置き手紙として。

以上、
すぱPは、いつの間にかケシパで姿を見かけなくなったので、気にかけられている方もいると思います。縁と機会があって急遽10月から、音楽の企画関係の会社に転職しました。

勤務期間も短く、しっかり送り出す機会はなかったのですが、
上の"置き手紙"をもって、お客さまへのメッセージとさせてもらおうかなと思います。
(もちろん先日のたなPの卒業祝いに来てくれたり、ケシパのことを今も気にかけてくれてます^^)



②『ハッピーマムアン』ウィスット ポンニミット

読書欲求が掻き立てられたときに、
私が個人的に一番におすすめを聞いてみたいと思ったのが「うぇいP」

 

うぇいP自身に、
私の感性に近い何かを感じる部分もありますが、
本人が「とにかくもう本が好き」「本読みまくってます!」と言いまくってたので、 

気軽に「私やケシパールにおすすめの本教えてーにゃ!」と軽い気持ちで言ってみたところ、
「これなーにゃ!」と(山上兄弟…わかる人いるんかな…)、

漫画から小説から詩集まで、
6冊7冊くらい持ってきてくれました!!!!

 

「えーーーー!これ読んで返却するまでめっちゃ時間かかるで!! 」

と言ったものの、
面白すぎて、結構熱中して、すぐ読んでしまいました。


どれもほんとにすごく良くて(うぇいPありがとう!)、全部置きたい気持ちもあり、
少しずつGETしていこうかな、と思うので、

とりあえず 最初にGETした一冊をご紹介します📗

 
なんかね、元気な時も、元気じゃない時も、楽しい時も、悲しいときも、
いろんな時があっていろんなことを思って、

そうやって生きている皆が幸せ、大好き!ってなる、
なんか日常は幸せでできてるなーって、しあわせを噛み締める本なんです。

文章で紹介するよりも、ちょっと覗いてもらった方が伝わると思うので、
1ページ載せておきます♪


ちなみに、この作者さん(タイの方)は、
いろんな企業やアーティストさんとコラボしていたり、
神戸に2003~2006年は滞在して活動していたりもするんですね♪

ロックバンド「くるり」のPVで見たことあるなって思ったら、
マムアンちゃんでした🦀

この曲もまた素敵なのでついでに貼り付け。

 


 



③『虹の岬の喫茶店』森沢明夫


これは、「本読みたい」ってなって、
とりあえず家にある本を…と最初に手にとった文庫本。

(6、7年前?)たつパールが買って読んでみた本らしく。

私は読んだことなく、気になったので読み始めたところ、
オープニングからエンディングまで、

共感と憧れと幸福感と切なさと…

いろんな感情と涙が溢れかえって止まらなかった。

自分の生きる日々が、
誰かの心を温めるものでありたい。

そう思っている自分の心が励まされるような、
ケシパールでの私の日常の一幕にも似た何かを感じるような、

そんな一冊でした。


とりあえず、今回はこの3冊にて。
内容を語るのは上手くないので、ざっくりと。


②③の2冊は、とりあえず2月はスタンドに設置予定です。 

またちょこちょこ導入したり、
すでに置いてある本についても紹介しきれていない物多いので、
ちょこちょこ紹介していこうと思います♪

 

たまにはふわっと本の世界に💕