堀口珈琲横浜ロースタリー見学日記2024①〜ロースタリー見学編〜

こんばんは、なつパールです。

今日は「堀口珈琲横浜ロースタリー見学日記」をお届けします!

 

2024年ゴールデンウィーク明けにおやすみをいただきまして、
我らが堀口珈琲さんの「横浜ロースタリー」にお邪魔してきました!!!!!!


かっちょいいロースタリーの正面!
 
今回参加したのは、
オーナーで引率の私なつパールと、
ひらパール、はるパール、たなパール、もえパールでした。

夫たつパールは、今回はお留守番💕
(子守とネオンド準備!)

 
集合時間前に到着できた奇跡と喜びと驚きを噛み締めつつ、
早めに呼び鈴を鳴らすのもアレかな…と、
とりあえずみんなで、おのぼりさん丸出しで写真を撮りまくって…
 
 

たところ 、通勤してきた「秦さん」に見つかってしまいました!!
 
 
堀口珈琲HPでは同じみのこの方!!
嬉しすぎて、思わず駆け寄って、
「秦さんですよね!!」と
第一声でキャピついてしまいました🙇‍♀️
 
 
 
 「あ、なんかすみません、私9時、あの今日の9時、いやちゃう10時か、何時やねん今、10時から!!お世話になる予定の、あ、テンパってますよね、すみません、
改めて、
今日10時からお世話になる予定の 神戸カフェケシパールのオーナー西山です!
もうなんかすでに怪しい集団みたいですけど、
怪しまれないようにバレないようにと思って、こっそり静かに写真いっぱい撮ってたら見つかってしまって焦ってます!」(訳:怪しいものではございません。)
 
 
と、だいぶ危ない第一声と自己紹介にもかかわらず、
 
「だいぶ遠目から怪しかったです !笑」
と爽やかに受け入れてくださった(?)秦さん。
 
 
ちょっと早めでしたが、
中にいらっしゃった担当の方に声をかけてくださり、
正式に(?)ロースタリーの中へ無事入場できました!!
(追い返されなくてよかったです!) 


 

玄関を入っていくと、
1階、ロースタリー中央に設けられた、
ガラス張りの通路へとつながっています。

そこから、あちらこちらと、
ロースタリー全体をしっかりと見学することができます。
 
 
 
 
 
通るだけでソワソワする私たち。
 
「後で見せてあげるからね〜💕」(そんな言い方ではない)
とお預けされつつ、真ん中にある階段を上がって2階の会議室へ。


まずはそこで、
「珈琲ができるまで」のお話や、
「堀口珈琲さんの大切にしていること」
「このロースタリーを作った理由」
(昔は堀口珈琲の狛江店が、カフェ併設のロースタリーで、当時も訪問・見学させて頂いております^^) 
 
そして、
「ロースタリーの各部屋と役割の説明」
など、
 
岩倉さんよりワクワクを高める講義を聞かせてもらいました💖 
 
 
右:ロースタリーをじっくり案内してくださった岩倉さん👓
左:いつもお世話になっている高山さん
 
 
その間にも、こっそりテイスティング珈琲を淹れてくださる高山さん。
やる気と勇気100倍でお話を聞くことができました! 

とってもおいしかった! 捗ります!
でも、カップが可愛すぎて話を遮ってしまいました。
 
 
 
そもそも、私とたつパールが堀口珈琲さんに出会った時(かれこれ8~9年前くらい?)
その圧倒的な次元の違う「なにか」に惹かれたのですが、
 
⇨    ⭐️出会いについてのブログ①前編 
                 ②中編
                 ③後編
 
その「何か」については、
調べていく中、実際にお付き合いをしていく中で、
ますます染み渡り、ありありとわかってきました。
 
わかるようでわからない感じにざっくりまとめてみます(笑)
 
こんなにも
「市場規模が大きく、消費者も多く、生活に密着してるのに、意外とあいまいな部分が多い珈琲業界」の中で、 堀口珈琲さんは、
 
「自分たちが進む道を根拠をもってしっかりと明示」し、
 
そこに向かってコツコツと、
論理的に、理系的に、緻密に、真面目に、丁寧に、
自分たちで積み上げてはベストを探り、作っていく 、

そういうゆるぎない、圧倒的に正しい姿勢で、
しっかりと歩みを進めている感じです。
 
それが、姿勢だけでなく、
実際に成果として珈琲に表れている感じ。
 
う〜ん抽象的!
 
 
でも、今回見学を経て、「そこなんだよなー」と改めて感じました。
 
ここからは、ロースタリー見学の様子を、写真でぎゅっとご紹介します!
 
 
 
豆の通り道。
部屋の役割に応じて、温度管理や、
清潔さのレベルが段階的に分かれています。
パッキングする工程はもはやクリーンルーム。
人の出入りはもちろん、
豆を移動させる手段も工夫されていました。 
 
 

手前は生豆の保存スペース。
向こうはローストする場所。
 
こんなに近くにいるけど、
壁の向こう側と清潔レベルが違うので、
ガラス壁で仕切られ、
服装の規定も異なります。
(窓もないので無線で会話)

 
 
 
これは生豆の保存場所。
決められた一定の温度で
しっかりと保管されています。

それぞれのBOXに
貼られたラベルには、
それぞれの豆の情報が色々。
 
単純な入荷時期だけでなく、
湿度もきちんと記載されていました。
 
「湿度の高さによって、鮮度の進み方も異なる」と、
見学前に予習した本にも書かれてあったのですが、
きちんとそこも大事にされているな、
とか思いながら見ていました。
(そんなとこまで見られているのきっと怖いですね…笑)


最初に生豆の状態で、
異物や不良豆を取り除く機械を通す。
すごいスピード感ですが、
かなりしっかりと選別されている感じでした!
 
わかりづらいですが、
左手前赤ラベルが、
生豆の状態から弾かれた不良豆たち。
石や欠点豆などが弾かれていました。

 
その後、窯へと送られて行きます。
 
この白っぽい子は狛江店からの
古株、ロースター1号機ちゃん。

 ある程度のレシピに沿って、
変動が少なくなるようにスタートし、
そこに対してどういう調整をしたのか、
細かく記録して経験を蓄積していく…
 
余談ですが、この1号ちゃん、
「いつから使用されているか」を伺った時に、
最年少もえPが「私まだ生まれてないです!はるぱさん」と、
2度繰り返し言っていたらしく、
ケシパール今後のいらぬ心配事が増えました。
 
(私には聞こえないように言うところがまた乙ですね!
でもしっかり告げ口で聞いたのでアレです!減給です!

こちらは2号機ちゃんのローストが終わった瞬間!


窯と火の距離が異なっていたりして、
1号機2号機でそれぞれ得意なローストが違うそうです。
 
それに合わせて投入する豆の種類を考えたりしているそう。


これだけレシピやデータで管理していながら、
 
最後に「よっしゃ!今っきゃないやで!!!」(こんな言い方ではない)と
窯の蓋を開けるのは人の感覚…

「まだかいな〜💖」(そんな言い方ではない)
と豆のご機嫌を伺っている…


 
そのレバーを握らされる責任の重さに、
考えただけでちびりそうです…
 
 

ローストした豆を、
不良豆やローストムラのある
豆を取り除くために、選別機に通す。
(2回目!)
 
真剣な作業中にもかかわらず、
こんな怪しげな集団に手を振ってくれる秦さんのホスピタリティに、ぽ💖
(怪しいものではございません。2回目)
 
 
生豆の時と同じ感じで、
ダメと判定された豆が
ラインから打ち落とされて、弾かれます。

そこまでやっておきながら、
最後はきっちり人の手でハンドピック。
 
機械でやると、
正常な豆まで取り除きすぎることも、
欠点豆を見逃しすることもある。
 
やりすぎもやらなすぎもダメ。 

その結果、
「最後は人の手でやるのが一番適正だ」
という考えのもと、
丁寧に丁寧に美味しいコーヒー作りが行われています。

 

さらにこの後のパッキング工程では、
よりクリーン度の高い設備の部屋と
服装での作業となります。
 
手でやるのか機械に任せるのか、
どんな基準にするのか、
どのくらいの期間で管理運営するのか…

豆を運んできて我々の元に届くまでに施す様々な作業に関して、
すごく真摯に向き合い、
科学的根拠に基づいて、
真面目に取り組んでらっしゃいます。
 
 
このハンドピックに使う網一つをとっても、
角の処理が特殊で、
豆が挟まらないよう、
工夫を施したオリジナルグッズを作ってしまうほど。
 
(底面網が上向きにはみ出す形で弧を描いてくっついています!激アツ!
すごい熱量で岩倉さんが自慢してきたので、
(需要があるかはわかりませんが)しっかりと載せておきます💕)

(たつぱ注:なつパールのアレではちょっと伝わり切らなかったです。
ごめんなさい。)


という感じで、
じっくりじっとりロースタリー見学を楽しませていただきました!
 
私自身、説明がうまくないので(たつぱ注:かなり訂正しましたが限界を感じました💕)
もっと詳しく聞きたい見たい!という方は、一般向けにもロースタリー見学などもやっておりますのでぜひ😊✨
 
(というか、堀口珈琲さんのHPにめーっちゃわかりやすく、読みやすく、見やすく、
私の邪魔の入らない形で書かれてありますので、必見です!笑)
 
 
まだまだ続きます💖笑
久々ブログ更新祭り!
後日公開、テイスティング編に続きます!