小さなお客様!ようこそケシパールスタンドへ♪

こんばんは。なつパールです。
今日は、先日行われたイベント?の報告ブログです💖



いよいよ、現ケシパールスタンドの営業も週末に控えた3月26日。
(※現ケシパールスタンドは移転のため、3月末で閉店となります。)

 

神戸市内の保育園の年長組さんが、

総勢20名+先生2名で遊びに(お勉強に!)来ました!




話は遡ります…

実は、私の長男が通っている保育園。


「子供たちのやりたいことを」と自由に遊ばせてくれているのですが(先生方大変だと思います、いつもありがとうございます!)、

昨年度、息子がクラスで「ケシパールスタンドがやりたい」と言い出し、
保育室の一角に、お店屋さんごっこコーナーを設置してもらっていました。

 

それまで絵を描いたことがほぼ皆無だった息子の初めてのぴよ

 

その続きとして、一昨年の夏に、

息子のクラス(縦割り学級)が「ケシパールスタンドにみんなで遊びに来る!」という計画が予定されていて、日程も組んでいたのですが、直前にコロナが蔓延💦

中止となってしまいました。

 再度冬に計画するも、またもや直前に感染症が蔓延して中止。

仕方なく、皆で作ろうと思っていた「ジンジャーブレッドクッキー」を、
私が焼いてお届けするという形で一旦終了していました。

 

 

月日は流れ、
いよいよ卒園が間近になり、
色々と思いをめぐらせた息子が、

年明けから再び、
「スタンド結局行ってないやん」「いつ行くの」と言い続けた結果、
卒園を控えたお友達みんなで来てくれることになりました😚!!!


さて、そんな(我が子にとっては)積年の一大イベント。

こちらもせっかくきてくれるならと、

小学校へ行く皆へのお祝いの気持ちや、楽しい思い出作り、
さらに何か学びになるようなことも、
と色々考えて、計画、準備を進めて行きました⭐️

 

 

そして、当日!!!!!

 


まずは自己紹介をして、(我々の)緊張をほぐしたら、

 

①珈琲について!

「珈琲」というものについて。

「いわゆる珈琲」と「エスプレッソ」について、
説明を軽くして、
ドリップとエスプレッソを入れるのを見てもらいました。

「おいしくなーれ」と心を込めるのが一番大事💖


(※当日使用したコーヒー豆は全てカフェインレスです☕️)



その後、みんなで「キャラメルマキアート」を作ってテイスティング!

 

待ち時間に、自然と、
「おいしくなーれ!」と言いながらドリンクを混ぜ始める激かわキッズたち…

 

初めてのおしゃれアレンジカフェドリンクに、
各方面から「おいしー!!!!!」「もっと飲みたーい!!!!」と嬉しい声❤️

いや、ほんと子供たちのリアクションを見るだけで涙が出そうになりますね。



その後、

②「お店の仕事とは?」という話から、
「ケシパールが大事にしていること」のお話

 を聞いてもらいました。

 

話したのは、たくさんある中で、3つ。

 

【誰かのために】
誰かのために、何かをする。
その気持ちや感覚を大事にしてください。

特別何かをする時はもちろん、挨拶や片付けなど、
日常の中の行動も「誰かのために」繋がっているよ、というお話。

 

【向こう側】
「誰かがやってくれている」ことに気づくこと。

お店の仕事も、直接的にケーキや珈琲を作るだけじゃなく、
洗い物や掃除、そして、その材料を買ったり、「考える」人もいる。
もっと向こうにはその材料を作る人がいたり…

保育園の先生も、みんなと遊んでるだけじゃないよ。
なんか保育園が綺麗なのも、みんなが安心して過ごせるように、掃除したり、点検したり、考えたり、

おうちで何となくご飯が出てきてるのも、
作ってくれる人、買い物してくれる人、考えてくれる人、お仕事でお金を稼いでくれている人…

みんなの生活が見えないところでもたくさんの人にささえられているよ、
それに気づいて感謝の心を持ちましょうというお話。 


【親切と感謝】

「誰かのために」と「向こう側」

どちらもを大切にしましょう。
「誰かのために」たくさんやって、「向こう側」に気づくこと、気づいて感謝の気持ちを持って伝えましょう。

というお話。

 

ちょっと難しい話でしたが、挙手して発言もしながら、

頑張って聞いてくれましたよ😊



 ③私から皆のために、みんなから誰かのために

小学校入学目前のみんなに、

「おめでとう」「大好きだよ」の気持ちを込めて、おやつとドリンクのプレゼント。

 

私が選んだのは、

「春のこの日を忘れないように」、桜を使ったマフィン。
花言葉「期待」を持つラベンダーのハーブティー。

 

 

 

楽しんでもらった後は、いよいよ最後のイベント!

 

「さっきは私から「皆のために」、思いを込めてプレゼントしました。
では今度はみんなから「誰かのために」ハーブティーを作りましょう♪」

 

ということで、


まず、それぞれ皆がプレゼントしたい人を誰か一人心に決めてもらいました。

 

そして、その人のことを考えて、
ハーブの効能や花言葉、実際の香りなどをヒントに、

その人にプレゼントしたいものを自分たちで組み合わせ、
オリジナルブレンドハーブティーを作ってもらいます。

 

 

実際に使ったサンプルとカードを、園に持ち帰って展示してくださいました!

 

(ここからはもうバッタバタしすぎて写真が…💦)

 

「作るよー!」となった瞬間に、
子供たちが、すごく積極的に、

「さっき飲んだやつ美味しかったから、ママにも飲ませてあげたい!」
「お花のやつ集めてみた!」
「よく眠れるように、これにする!」
「まだ寒いから、体が温まるやつにするわ!」

と真剣にチョイス。
カップからスプーンでおぼつかない手つきで、でも一生懸命ハーブを入れていました。

 

自分のものでないものを作る。

 

そんな企画に、子供たちが、
それぞれにもうなんか、すごく優しくて、あったかくて、

しかもそれをすごくすごーく嬉しそうにして、ポジティブに取り組んでいて、

 

「少しでも何か学びになれば」と思っていた私の方が、うるっときてしまいました。

 

全力で、こんな真っ直ぐで温かく優しい、ポジティブな感情と表現…

 

我が子はもちろん、みんなの成長を感じるとともに、
子供の本来持つ優しさに触れ、

何だか心が綺麗になった気がしています✨(綺麗ななつパール…)

 

 

園に掲示してくれていた新聞
エスプレッソを初めて飲んだ、貴重でかわいいお顔!ここには載せれないのが残念!
 
 

そして、その後子供たちは園に戻り、私たちもお仕事を。

 

いつも通り、夕方お迎えに行って、息子も一緒に帰宅しました。


駐輪場に着いて、ママチャリの後ろから降りたら、
息子が、何も言わずとも自転車の鍵をかけてくれました。

(いつもは、私が下の子を前から下ろしてる間に「鍵かけてー」と頼んで、
かけてもらっています。)

「ありがとう!何も言ってないのに!気が利く。素晴らしいね!」

というと、こちらをニコッとみて、


「ママ、誰かのために、だよね!」

 


 

 

ちなみに、息子は私のために、
「まだ冷える季節だからあったまるジンジャーとカモミール、
いい香りのミントを選んだよ」

と伝えてくれました。(ミントは日頃から私が好きなのを知っているので)

 

我が子が反抗期になっても、大人になっても、
忘れないでいたいです。

 

 

 

その夜や次に会ったタイミングなどでもママパパたちから、

「子供がたくさん今日のことを話してくれ、嬉しかった」
「優しさに感動した」

などとたくさんお声をいただき、

 

私も涙脆さがもう宇宙レベルなので、その度に泣きそうになり堪え、
(直接声をかけてくださった方、そっけない感じになってたらすみません。)

もうほんとやってよかったな、
いや逆に皆さんありがとうの気持ちでいっぱいです。


バタバタしたり、夢中になったりすると、

いろいろなことを忘れがちな毎日毎時毎秒ですが、(笑)

 

大切なことは口にして、表現して、伝えて、

思い出して、見返して、正しく大切にして、

しっかりと持ち続けていきたいものです。

 

 

 

イベント、いささか準備不足でバタバタしてしまいましたが、
「子供たちの社会見学」はもちろん、

「ハーブティー作り」は実は私自身が8~9年ほど前からずっとやりたかったことの一つでもあるので、

どちらもまた次の機会を作れたらいいな、と考えています。

 

そんなこんなで久々にこういう形のブログ!
最後まで見てくださり、ありがとうございました💕