ブログケシパ探検vol.1 ~スワンスピーカーを調査するわん~byうーパール
こんばんは、オーナーたつパールです。
[caption id="attachment_1254" align="aligncenter" width="289"] たつぱ2017 (絵:なつぱーる)[/caption]
そしてこれはうーぱーるくん。
[caption id="attachment_4408" align="aligncenter" width="267"] うーぱ2018 (絵:なつぱ)[/caption]
たつP「うーぱ、ブログ書こうか」
うーP「・・・はい」
たつP「じゃあ、お題考えておいて」
うーP「・・・はい」
から始まった、とびきりフレッシュしぼりたて新企画♥♥♥
翌週・・・
うーP「・・・たつさんなつさんにインタビュー形式で、ケシパについて知ってもらいたいことを語ってもら云々(以下r)」
無茶振りにしては、珍しく素敵なアンサー。
確かに僕にブログの内容を語らせといたら、
うーP自身の手間が省けるし一石二鳥!意外と狡猾!
というわけで始まり始まり♪
と、軽快な始まりですが、
修正はあまりしていないのですが、
突っ込み多めなので、読みづらいかと思います。
あと、うーPは以前から内容の薄いことを無意味に繰り返すふしがあるので、
2回目っぽいとこは(2)をつけています。
長いですが、そういう部分でも楽しんでいただけたらと存じます。
ではどうぞ。
ブログケシパ探検!
~スワンを調査するわん~
(たつぱコメント:タイトル良いです。ケシパの犬。ケシパへの忠誠。)
みなさんお久しぶりです!
うーぱーるです!
いきなりですが、突然ブログなんて書き始めてどうしたん?という感じですが、
先日のブログでのブログ大反省会(公開説教)を踏まえて、
わたくしうーぱーる、挽回のチャンスをいただきました。
メイツにもっとブログを書いてもらいたいとのことで、
定期的にブログを書かせていただけるようです!
乞うご期待!!!笑
ブログを一つ任された(2)!何を書こう!
まいさんのようにスコーンで10時間くらい熱く語れたり、
バル二人組のようにバルの新作メニューのこだわり話をたくさん書き綴ったりはできないので、何を書こうかなー(2)と悩みました。
ここでちょっとお話は変わりますが、僕のケシパールの好きなことの一つに(もちろん全部好きなんですが!)、「ケシパールにあるものは全部こだわり抜いてて、ストーリーがある」というところがあります。
お店にあるもの全部(2)です!
ちょっとみなさん、ケシパールの店内を思い出してみてください。
そこの棚も手作り…そこの机も手作り…そう…床もまた手作り…え?天井?天井はオーナーの手によってぶち抜かれております…。
(たつぱ注:ルーフの一部以外、ぶち抜いてません)
そんなこんなで、お店のどこに対して質問を投げかけても(3)、こだわり情報が返ってくると思います。
このこだわりポイントをぜひお客様にもたくさん知ってもらいたくない?
うーぱーる。どう?…?え?僕ももっと知りたい!
(たつぱ注:天の声が聞こえたのかな…この段落怖い…)
というわけで、はじまりました。
第一回ケシパ探検!
[caption id="attachment_4929" align="aligncenter" width="493"] うずくまって震えているのではなく、こだわりのアングルで写真をとっているウーパール。[/caption]
今回はみんな大好きなケシパールのスピーカーについて調査したいと思います!!
うーぱーるが書かせていただくブログは、
ケシパールのこだわりを、皆さんと一緒に知って(2)よりケシパールを楽しむきっかけになってもらえたらなーという内容を目指します!
レッツけしぱたんけん!
いきなり本題が始まりましたが、
(たつぱ注:いや、前置き十分長めやで!むしろ!)
みなさまは、ケシパールにあるスピーカーと言われて、パッと思いつくでしょうか。
個人的にはケシパールのお店を象徴するものの一つだと思うヘンテコな形のスピーカーちゃん。
そう。
ケシパール以外では、現代っ子達が見たことある確率がめちゃめちゃ低いであろう謎のスピーカー。
(たつぱ注:年代問わず少ないです!マニアックなおじさまが、たまにスワンに食いついてくださりますが、その方達は間違いなくマニアックです!)
ケシパールでは「スワン」と呼ばれていますが、正式名称はD-101S スーパースワンと言います。
(テストには出ないので覚えなくて大丈夫です。"スワンちゃん"とだけ覚えといてください)
(たつぱ注:違います。2Fのスワンは「スワンa」と呼ばれるものです。うーPはもっと勉強し直してください。)
[caption id="attachment_4926" align="aligncenter" width="557"] 今回はうーパールにも写真を撮ってもらいました!ナイスアングル![/caption]
そしてブログケシパ探検では、ケシパールのこだわりに直接触れていくべく、
オーナーのたつさんに時間を割いていただき、
僭越ながらうーぱーるが直接(2)インタビューをさせていただきました。
その結果。
内容があまりにもマニアックなインタビューとなってしまったので、
ここから先は、インタビュー内容を書くんですが、少しずつ情報を厳選しながらブログにしていきます笑
(たつぱ注:ここまでもブログだよ!)
ご了承ください。
マニアックな話どんと来いという方は、うーぱーるまでお願いします。
うーぱーる「まず、あの謎のスピーカーって一体なんなんですか!?」
ケシパールに来たことある人ならば、誰しもが人生に一度は思ってしまうであろう質問を投げかけました。
たつぱーる「なんなんって言われると、スワンです。」
上記でも書いた名称の返答をいただいたので、この質問は一旦終了になります。お疲れ様でした。
僕が、最初の質問は終え、皆さまの期待に応えられたと達成感に満ち溢れて震えていたところ、
たつさんは続けてスワンについてさらにお話を聞かせてくれました。
たつ「ケシパールにあるから可愛いけど、家にあったらなんだこれは。となるこのヘンテコスピーカー。」
「これはスピーカーの中でも、マニアックなスピーカーで、オーディオマニアの中でも、手作りスピーカーマニア界では銘機と呼ばれているものです。」
なるほど…難しい世界だ…。
「そして、その手作りスピーカーマニア界のスターである長岡鉄男先生の発表した作品の一つがこのスワンです。」
長岡鉄男先生…。
(ちなみに長岡鉄男先生は、ざっくりいうと「自作」を前提とした作品の設計図をたくさん発表しています。
なので、長岡先生のスピーカーを欲しいと思うなら、自作か、誰かが設計図を見て作ったものを購入するしか方法はないのです。なんてマニアックなオーディオの世界。)
(たつぱ注:ちなみに長岡鉄男先生の本職は、オーディオ評論家です。宣伝や忖度ではなく、自身の意見をしっかり言える数少ない評論家で、とても人気だったそうです。)
ここからたつさんは、ケシパールとスワンの出会いを聞かせてくれました。
もともと、音楽が好きなたつさん。
たつさんの幻のサラリーマン時代、
中古のアンプやスピーカーを組み合わせて遊んでいたりもしていたそうなんですが、
脱サラをしてカフェをさぁ開くぞという時。
当時たつさんがお世話になっていた上司のTさんが、
「これ持ってけ。」
とスワン二台と、
高級アンプと高級CDプレーヤーを
退職祝いとして譲って
ブログをめちゃめちゃ遡るとわかるんですが、実はケシパールの内装ってとても変化してるんです。
そのケシパールの変化をずっと側にいたと思うと、なんか感慨深いですね…スワン…。
(たつぱ注:感慨深がっているポイントが、せっかくのサラリーマンエピソード関係ないよね…)
たつ「ケシパールの家具とかは全部手作りしてるので、このスワンも自分で作っているのか!と予想しちゃうけど、(僕が)作ろうと思えば作れるけど、実はそうではなくて…」
たつさんとしては、"図面が用意されてて、さぁ作るのだ!"というのは組み立て作業に近くなっちゃうからあまり好きではなく、"(自分が創作意欲が湧くのは)自分でデザインからするとき!"とのことで、ケシパールにたくさんあるスワン(9階には3台+使ってない1台)に関しては、色々なところから誰かが作った物を入手しています。
(マニアック注意報!)
ここで少し僕が余計なことを言いました。
うー「ちょっと調べたんですが、スワンってバックなんとかホーンってやつなんですよね。」
そう。スワンとはバックロードホーンスピーカーという種類で、普通のスピーカーとは中の構造が違うのです。
この僕の一言で、スワンの背景→歴史という風に順調だった(?)インタビューが、マニアックな方向へ傾いてしまいました。
しばしお付き合いください。
たつ「まずスワンは、音の出るユニットは白鳥に見立てた時のこの顔の部分の1つだけなのに、お尻の部分に当たる裏面からも音が出るようになってます。」
みなさん知っていました?
僕は知りませんでした。
たつ「後ろから出る音が結構肝で、スワンの中で折り畳まれている管で、ホルンのような感じで音を段々と大きく広げていく感じでお尻からも音が出ます。これのおかげで普通のスピーカーでは出せないような豊かな音が出せるようになってます」
あまり需要のなさそうな解説の絵を書いておきます。
(たつぱ注:なぜかスワンとは全く違う形のスピーカー断面図です。需要がなさそうとか言う前に、まず書くべき注釈があると思います苦笑。)
この構造のバックロードホーンは、昔に少し流行ったそうですが、構造が複雑で値段も高い、技術力もいるということで流行り切らなかったそう。
バックロードホーンなんてワード聞いたことないですよね…。
また一つ賢くなってしまった…。
たつ「あと、スワンはバックロードホーンに加えて、ユニットをなるべく軽く、周りの干渉を受けにくく、リスニングポジションに合わせていて…ほにゃほにゃ…本体を低重心にして、さらにいい音で…ほにゃほにゃ…」
書いててブログが長くなりそうなので、ほにゃほにゃしました。
気になる方はうーぱーるまで!笑
他にも、2階のケシパールで使っているスワンのユニットは長岡先生が指定しているユニットよりも少し大きい物を使っているカスタマイズスワンだったり、
他のユニットも試して聴き比べした結果、今の物がやっぱり一番しっくりきたからそのまま使ってる話などをしていただきました。
[caption id="attachment_4924" align="aligncenter" width="473"] 使っていないユニット!限定品!マニアック![/caption]
さて、やっと二つ目の質問です!
うー「どうしてケシパールではスワンを使っているのでしょうか。」
たつ「脱サラの時に頂いた物も理由の一つだし、オブジェとしても謎の魅力があるし、何よりそれ以上に、ちょうどこの空間を鳴らすというのに、とくに2Fのケシパールという空間の大きさ、形とぴったり合ってたんじゃないかなと思うくらい、包み込むいい鳴りをしてくれているからですね…」
たしかに…。
時々ケシパールで座って耳をすますと、どこから音楽流れてるんだろうというくらい、すっと心地よく耳に入ってきます。
何時間でも聴けるなぁ…。
それでは次の質問です。
あっさり終わってしまうくらい、どんどん質問の質が落ちていきます!
(たつぱ注:はっきり言って、質問自体の質は最初から低いよ!笑)
うー「オーナーたつぱーるが語る、スワンのいいところとは。」
たつ「さっきまでと結構かぶってくるけど、ケシパールに馴染む見た目でありながらも、少し色味が違ったりしていい意味で異彩を放っているところ。
あとは顔があってこっち向いてくれてるところ。
そしてやっぱり、音楽を鳴らすというより空間を作ってくれているようなところ。」
わかります。スワンだいすき!
この後、話が少し脱線して、
スピーカー選びで大事なのはどこでどのように聴くのかということ。
という、なるほどたしかに…(1)。となる話で盛り上がったんですが、割愛します。
これ最後の質問です!
うー「ケシパール流、おススメのスワンの楽しみ方とは!」
たつ「スワンの楽しみ方と音楽の楽しみ方の違いってなんだろう…」
なるほどたしかに…(2)。
たつ「静かなお店だし、かける曲も厳選しているから、雰囲気を落ち着かせるためのBGMになっちゃう時があったりするけど、そこじゃなくて、オープン直後とか、閉店が近くなってきたりした時の、少し音量を上げて営業してる時間。
この時間は、BGMとしてじゃなくて、場の空気をスワンも作ってくれているような感じになるので、すごくいいし、そういう時間が好きです。(たつぱ注:音楽も地味に変えてる時があります)」
「静カフェとかケシオトの時間もいいけど、張り切ってスワンが鳴っているというよりかは、スワンものびのびとやっている感じがすごく好き。」
なるほどたしかに…(3)(←語ってる方としては、バカにされてる気分。笑)。
最近レコードプレーヤーが実は修理されて復活していて、
静カフェの時にレコードかかってたりするんですが、
それはそれですごく好きだし、とてもいいんだけれど、
スワンを楽しむというより、
スワンも一緒にケシパールを楽しむ空気感みたいな感覚というのが大事なのだと、
今回のインタビューで僕は感じました。
(たつぱ注:え、うーPが感じたんではなく、僕がそう言ったはず…。)
たつ「音楽だけを楽しむというよりかは、ケシパールを楽しんでほしいし、ケシパールを楽しむためには音楽も楽しんでほしい。ケシパールの塊からは抜き取れない要素の一つとして楽しんでもらえたらいいなぁと思います」
(たつぱ注:あ!ほら俺言ってた! っていうかなんで俺が言ったことより、先にうーPの感想が先行してるの???なんだこの文章構成!!)
以上インタビューでした。
貴重なお話、たつさんありがとうございました!
インタビュー内容たくさん書きましたが、
スワンのもつケシパストーリー、思っていたより濃い内容になってしまいましたが、
スワンものびのびと鳴っているような、
スワンも含めて
メイツもお客様も
みんな笑顔であたたかい空間を
改めてつくっていきたいと思いました。
ぜひ、
このマニアックなブログを最後まで読んでくれた方は、
ケシパールに来た時に、
メイツと合わせて、スワンの様子(?)も観察してみてください。
(たつぱ注:メイツを観察するのが「当然の前提」なのが、かなり怖い笑。
もちろんおすすめの過ごし方として、昔ブログでUPしましたが。)
また次回の探検に乞うご期待!
探検のリクエストあれば、うーぱーるまで声かけてください笑
ケシパ探検でした!!!!
[caption id="attachment_4923" align="aligncenter" width="491"] 邪魔をするたつぱーる[/caption]
[caption id="attachment_4922" align="aligncenter" width="511"] 指導を経ての、うーぱーる渾身の一枚。[/caption]
最後にたつぱより・・・
ブログありがとう!うーパール!
いろいろ突っ込みどころが多すぎて途中から面倒くさくなりましたが、
「仏文学先攻だった片鱗を見せてくれ!」
というのが、僕の思いです。
インタビュー(と絵と写真と文章)は、だんだんうまくなっていきましょう。
(正直インタビューにかかった時間の4倍はたつぱが編集に時間を費やしてしまってます!)
ブログをご覧の皆様も、今後ともインタビューブログの成長を見守ってやってください。
僕もインタビュイーとして、もうちょっとうまくやっていこうと思います。