【卒業ブログ第3弾】どどどどどいパール編
お久しぶりです!
じゃがいも大好きじゃが男ことどいパールです。
ケシパル通信やブログでもお伝えさせて頂いた通り、
この度、3年間お世話になった「ケシパール」を卒業致します。
これまでを少し振り返りながら、感謝の気持ちを全力で綴らせていただきます。
長くなりますが、宜しければお付き合いくださいませ!!
![カフェケシパール2019_image1](https://blogkeshipearl.files.wordpress.com/2019/03/e382abe38395e382a7e382b1e382b7e3838fe3829ae383bce383ab2019_image1.jpg)
振り返ると3年前の今頃。
ドキドキしながら「もうすぐケシパールで働くんだ!」と、ピチピチのニューメイツでした。
いまいるケシメイツからは「30半ばくらいの雰囲気がありますよね」(ステキな褒め言葉)
「その雰囲気の新人が入ってきたらやり辛そうですね!」(褒め言葉?)
なんて言われますが、そんなときもあったんです。
ケシパールで「働きたい」と、熱い想いと履歴書を握り締め、
意味もなくケシパールの前の道を2、3往復し、緊張しながら階段を登り
当時は現役バリバリ、オーラゴリゴリのちょんまげスタイルのたつさんが
ニッコリ誠実に対応してくださったのを覚えています。
![カフェケシパール2019_image4](https://blogkeshipearl.files.wordpress.com/2019/03/e382abe38395e382a7e382b1e382b7e3838fe3829ae383bce383ab2019_image4.jpg)
※オフレコ
また面接の連絡をします♪と帰ったあと
なかなか連絡がこないなー?と、数日後にポストをみると、ケシパールから手紙が!
「なんと古風で面接もひとりひとりに手紙で、すごい!」と開けてみると、
「先日の履歴書に電話番号が記載がなく、手紙でしか連絡手段が・・・。」
「ひょーーー(TへT)」と、私のカフェ人生は始まる前に終わるんだ・・・。
と発狂していました。
![カフェケシパール2019_image5](https://blogkeshipearl.files.wordpress.com/2019/03/e382abe38395e382a7e382b1e382b7e3838fe3829ae383bce383ab2019_image5.jpg)
そんな驚愕する第一印象を与えることに成功した私、じゃがいも太郎です。(冷汗)
GWと5周年営業でへとへとの皆様の打ち上げに図々しくも参加させていただき
お酒の弱い私は顔を真っ赤にして、当時メイツの金髪太郎ことろしパールから「とまと!」と言われながら
晴れてケシパールの仲間入りをさせて頂きました。
![カフェケシパール2019_image6](https://blogkeshipearl.files.wordpress.com/2019/03/e382abe38395e382a7e382b1e382b7e3838fe3829ae383bce383ab2019_image6.jpg)
働いてからは本当にあっという間で、気づけばもう少しで3年。
振り返る程に、感謝の気持ちと、数え切れない程の素敵な思い出で一杯です。
ケシパールのすごいところは?と聞かれると、まずは思い浮かぶのは温かな心優しい常連様。
「新入りのどいぱーるです」とご挨拶すると、
優しく温かく、ほっとできる笑顔で
迎え入れてくださったことを昨日のことのように思い出します。
今ではニューメイツが入ると、まず常連様にあいさつをするというのが恒例になりました。
ケシパールの掲げている「笑顔で笑顔をつくる」という想いを、
常連様からたくさん学ばせて頂きました。
古い常連様は勝手に心の中で「先輩」と、呼んでいます。笑
![カフェケシパール2019_image7](https://blogkeshipearl.files.wordpress.com/2019/03/e382abe38395e382a7e382b1e382b7e3838fe3829ae383bce383ab2019_image7.jpg)
それからビシバシ指導を受け、後輩もでき、仕事を覚え始めた1年目。
一番思い入れのある日は「6周年の秘密の営業」
これまでたつさんとなつさんが培ってきたケシパール。
そこに長年通ってこられた常連様を当時は「謎の9F」にご招待致しました。
なつさんの「産休」
まなぱーるの「通勤中に名誉の骨折」があり
まいぱーるとふたりで常連様をお迎えするという超ドキドキ、ワクワク、プルプルの体験でした。
産休で営業に立てないなつさんの代わりにも
ふたりだけでお招きするプレッシャーを感じ、
ケシパルーフで営業することもはじめてで
店内はハリボテで作り途中の未完成な状態
カウンターの中も足りないものも一杯で
当日は敢えて店内が見えないチョコレートの扉を閉めたまま、
一組一組ドキドキしながら扉を開けてもらいたいというスタイルで
![カフェケシパール2019_image8](https://blogkeshipearl.files.wordpress.com/2019/03/e382abe38395e382a7e382b1e382b7e3838fe3829ae383bce383ab2019_image8.jpg)
お客さんにドキドキしてもらいたいはずなのに、
それ以上に待ち構える我々がドキドキ、プルプルしていました。
当時のまいぱーるもケシパールに戻って間もないころで
ふたりとも不安で軽いパニックで、だけどワクワクしていて
とりあえず笑っていたのを覚えています(怪)
![カフェケシパール2019_image9](https://blogkeshipearl.files.wordpress.com/2019/03/e382abe38395e382a7e382b1e382b7e3838fe3829ae383bce383ab2019_image9.jpg)
ケシパール史上、一番あたふた、ばたばたしていた日かもしれません
珈琲を持っていくまでにとてつもなく時間がかかった日かもしれません
ですが、そんな私たちの不手際も温かく見守ってくださり
不安は一瞬で吹っ飛んでいくほど、温かくて、楽しくて、充実した1日でした。
小さいころに学習発表会で見守られているような、そんな温かい雰囲気で
お招きさせていただいているはずのこちらが本当に幸せな1日でした。
![カフェケシパール2019_image10](https://blogkeshipearl.files.wordpress.com/2019/03/e382abe38395e382a7e382b1e382b7e3838fe3829ae383bce383ab2019_image10.jpg)
たつさんやなつさんが営業に立たない日が増えてきたあとも
古くからの見守ってくださる常連様に加えケシパールやケシパルーフを見つけ、
新しく通って、良くしてくださる常連様も増え、たくさんの素敵な方とのお会いできました。
周年営業後のハリボテなケシパルーフに敢えて来てくださり
「壁塗りました?なんかこの前と雰囲気が違うような♪」
「次はこの席に座ってみます♪」
「このテーブル味がありますね!」
「(以前珈琲部ブログで紹介していたお遊び企画の)サイフォンで淹れるところ見に行っていいですか?」
なんて一緒に未完成のケシパルーフを楽しんでくださったり
帰省のときに実家よりも先に帰ってきてくださったり
毎週1時間かけてケシパールに足を運んでくださったり
遠方から旅行の度に毎回ケシパールに寄ってくださったり
会社の高級な酒粕や、珍しいチーズをお裾分けいただいたり
お店に来られるたびに伝票の裏に手紙や絵を残してくださったり
天使のような笑顔のお子さんを連れて、癒やしを与えてくださったり
甘いものは、といつも気を遣って塩気のあるものを差し入れてくださったり
出張に!旅行に!行ってきました♪と、お土産話を持って帰ってくださったり
今年の夏もココナッツラテ飲みましたか?
新しい珈琲が入ったので飲んでください!
お仕事終わるの遅いですね!たまにはゆっくりしてください♪
今日は遠慮せずにソファの席に座ってくださいね~
鼻声ですね。風邪じゃないですかー?
この前ちょっと元気なさそうで心配したよ!
お正月はちゃんと篠山に帰ったんですか?
なんて気にかけてくださったり
ジムに通ってから背中が広くなりましたね!
また今年もフルマラソン完走したんですかっ
この前言われてたカレー屋いきましたよ!
ダイエットなんてしないで、食べましょう♪
ケーキを食べてるときの顔がホント最高ですね!
ロードバイク買ったんですよ!!
スーツだとモデルみたいですね♪
ほんと私のくだらない話にお付き合いただき
こんな他愛もない会話や親切に触れることが
この3年間のライフワークで、やりがいで、生きがいで
皆様の温かい笑顔が紛れもない原動力でした。
そんな常連様から頂いた、温かな思い遣りを全力で返していこうと、
ケシパールにこられたほかの方へつないでいこうと日々、精進して参りました。
たつさんやなつさん、まいさんのように
センスも絵心もなく、
ケーキも作れませんし、
なにもできない分、できる限り、お客様のほうを向いてきたつもりです。
こんなじゃがいも男をケシパールに迎え入れてくださり
大切な時間を一緒に過ごしていただき
本当に感謝の気持ちで一杯です。
皆様にとって、ケシパールで過ごしていただいた時間が
ほんの少しでも追い風になるような、そんな時間であったのであれば
本当に、本当に嬉しく思います。
最後になりましたが、
自分にとっても、ケシパールでとっても大事な節目の時期に一緒に働いてくれたケシメイツの皆様。
こんな素敵な経験をさせてくださった、たつさん、なつさん。
仕事でもプライベートでも数え切れないほどお世話になりました。本当にありがとうございます。
何かあるとすぐ気にかけてくれて、職場というよりも部活みたいなファミリーな組織で
勿論、厳しい側面もありますが、親のような愛情が含まれていて
本当に誠実で、家に帰ってもメイツのことを考えてくださって
ケシパールから離れることに、不安や戸惑いもありますが
いつも「自分がどうしたいか」が大切だと。おっしゃられていたように
この経験を活かし、自分が進む道でもケシパールに負けないような
素敵な人と出会い、経験を重ねていきますので、活躍を期待していてください!
とてつもなく長く、読み辛い文章に最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
この3年間を振り返り、たくさんの方を思い浮かべながら、感謝を綴らせていただきました。
直接お会いできない方へも、この気持ちが伝わればと切に願っています。
![カフェケシパール2019_image11](https://blogkeshipearl.files.wordpress.com/2019/03/e382abe38395e382a7e382b1e382b7e3838fe3829ae383bce383ab2019_image11.jpg)
残りわずかですが、どうぞよろしくお願いします!
ブログありがとう!どいパール!
長くなりました、想いのたけを綴ってくれました。
常連さまの多くが、
どいパールの卒業にとてもびっくりしたと思います。
そして、肝心の僕たち、
ゴリゴリタツパール&ナツパールはというと、
実は、どいパール君を雇い始めるときには、
「この子は2〜3年で旅立つ、でも雇うのか?」
ということを少し議論していたくらい「お見通し」でした。
寂しくはありますが、驚きやショックなどはありません。
(そして3年で辞めるだろうということよりも、
空欄だらけの履歴書の方が、
採用への足かせになったことは言うまでもありません笑)
どいパールの「人たらし」な笑顔、
話の聞き方、仲良くなり方。
多くの常連さまと打ち解けて、そして、
どいパール自身がケシパールの魅力のひとつとして、
さらに多くの常連さまと、心のつながりを紡ぎだしてくれたこと。
そして、他のケシメイツのお兄さん的な存在として、
「後輩たちに優しい部活の先輩」的なポジションを買って出てくれ、
メイツたちからもとても慕われてきたこと。
今後は別の分野での就職をする予定(未定)なのですが、
そういった人との関わりが「主体」となる分野がいいのでは、
と、勝手ながら考えてしまうほどです。
ケシパールを経て、
「自分がどうしたいか」に向き合い、
どいパールがどんな人生を歩んでいくのか、楽しみにしております。
どいパール君は、3/24の卒業シフト後も、(多分4月も)
実はちらほら勤務することにはなるのですが、
公式には3月いっぱいでの卒業ということになります♪
肝心の卒業シフトに、たつパール&なつパールが
参加できない(東京で親戚の結婚式)ということがとても名残惜しいですが、
みんなきっと素敵な働きっぷりを見せてくれると思います。
最後までどうぞよろしくお願いします^^
最後に改めて・・・
僕たちの「自分がどうしたいか」ということ、
それの「純粋な塊」であるカフェケシパール。
そこで一緒に働きたいと思ってくれ、
部活のようにしんどい思いをしながらも、
そこで得られる「価値ある何か」に共感し、
喜びを感じてくれる仲間であるケシメイツたち。
昨年のGW、7周年での、
ケシパールの主役をメイツたちに譲るという宣言。
お客さま、常連さまに直接関わることではなく、
メイツたちの舞台としてのケシパールのあり方を、
模索し、注力してきました。
3人とも文句も言わず、
むしろ積極的に卒業ブログを書いてくれ
(締め切りは延び延びでしたが・・・^^;)
この度、晴れて「卒業」するメイツたちの想いを目にし、
感慨深く、そして、やはり寂しくもある。
何といいますか、親心を持ってしまっています。
卒業ブログを読んでくださったみなさま、
ケシパールの、ある意味で「内輪」で自己満足的な内容にもかかわらず、
最後までご覧くださり、本当にありがとうございます。
卒業メイツたちが書いてくれたように、
今まさに働いている現役メイツたちも、
そして今後これからご紹介させていただくであろうニューメイツたちも、
それぞれケシパールが大切にしている想いを大切にし、
その上で、個人個人のやりがいを感じてくれるような、
そんな場所であり続けられるよう、頑張ります。
オーナーとしてメイツたちを育て、
メイツともにケシパールを育て、
お客様とともに、より素敵なケシパールを作っていきたい、
と思っております。
今後とも、ケシパールを、そしてケシメイツたちを
どうぞよろしくお願いいたします。