第9回珈琲部〜珈琲器具飲み比べ!〜

こんばんは、たつぱーるです。
最近、お店に立ってないレアキャラですが、オーナーであります。
閉店付近にレジ付近の席で、丸い背中をさらに丸めているのが私です。

今回は「まいパール」に珈琲部レポートブログを書いてもらいました!
と、冒頭で紹介しないといけないくらい、ライターに徹してますね。

写真もまいパール本人持参のデジカメでの撮影という気合いの入りよう。
絵柄が立体的な方の挿絵は、今回ブログのために書き下ろした(!!)まいパールの絵だったりします。
(ゆるキャラみたい絵柄なのは、どいパールの絵です。)

以下、まいパールブログによるドイパール珈琲部レポートです♪




おそらく第9回?
珈琲部の活動報告です!

今回は嬉しいことにケシメイツ全員そろっての参加。

担当はどいぱーるです。

そしてテーマは“珈琲の抽出器具あれこれ”。




というわけで、最初は毎回恒例のミニ勉強会からスタート。

まずは私たちが珈琲を飲むまでにどんな工程があるのか、前回の復習も踏まえてみんなで考えます。




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まずは栽培からスタート。

収穫、脱穀、さらに選別へ。

ハンドピッキングともいわれ、欠点豆(割れた豆や虫食い豆、未熟な豆など)を取り除く方法です。

(抽出時に一粒でも欠点豆が混ざっているとえぐみが出てしまったりすることもあり、焙煎過程で行われることも多く、美味しい珈琲には欠かせないとても重要な作業です。)

そして輸入され焙煎へ。

ここまできてやっと、私達がよく目にする珈琲豆の状態になるのです。




こう考えると本当にすごいです。

この珈琲一杯、豆一粒一粒に、一体何人もの人の手が掛かっているのか。

それを知っているのと知らないのとでは、同じ珈琲でもきっと全然味わい方が違ってきます。

珈琲だけでなく、お野菜もお米もすべてのものがそうであって、改めて感謝の気持ちをもっていただかなければ、と思います。




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何の話だったでしょうか。





はい、今回はその最後の工程、抽出に着目したのです。

抽出、と言われてもピンと来ないかもしれませんが、挽いた珈琲豆にお湯を注いだり漬けたりして飲めるようにするところです。




まず大きくわけて、透過法と浸漬法があります。

透過法というのは、珈琲の粉にお湯を注ぎ、ろ過し続ける方法。

代表として、ドリップ珈琲がこれに当たります。




対して浸漬法は、珈琲の粉をお湯に浸し、一定の時間になったら粉と液体を分離する方法です。

例えば、フレンチプレス、そしてサイフォンなんかもこちらに入ります。




このように抽出工程においても、ありとあらゆる方法、抽出器具があります。

皆さんはいくつ思い浮かぶでしょうか。




さてここで、どいぱーる渾身の絵クイズです!




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左から、ドリッパー、フレンチプレス、サイフォン




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左からエアロプレス、マキネッタ、水出しコーヒー




これらはまだまだ一部です。

ドリップひとつとっても、ペーパードリップやネルドリップ、金属フィルターなどがあり、さらにドリッパーの形(円錐、台形、一つ穴、三つ穴など)も様々。





では、どの方法が良いのでしょうか。

ペーパーはコーヒーオイルが吸われてしまうとかどうとか、ネルは豆が自由に膨らむ事ができるから美味しいとか、とにかく格好良いからサイフォンですとか、多数派少数派、いろいろあると思います。

化学的にみて美味しい成分がどうのこうのと言われていますが、これはもう、最終的には好みです。

人それぞれです。

自分が美味しいと思うものを選べば良いのです!




でもまず、自分の好みを知るためには、いろんな珈琲を飲まなければいけないのです。




というわけで、いざ、飲み比べをします!

今回使う器具はドリップ2種(台形ペーパー&円錐金属フィルター)とフレンチプレスの3種類。

珈琲豆は全てケシパールの定番ブレンドの中から“フラワリー”を使い、豆の量も挽き具合もお湯の温度も抽出時間も同じで味の違いを確かめます。

(適切な豆の引き具合や温度がそれぞれ異なりますが、今回はあえて統一。器具の特性を明確にしました!)




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(たつぱ注:この絵はレポーター「まいパール」の絵です。ドイパール「渾身の」絵クイズがくすみますね。)







これはびっくり、想像よりはるかに大きな差が!

同じ豆とは思えません。




それぞれに感想を言い合います。




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まいぱーる 『ペーパーは目覚めの1杯、金属フィルターは午後のおやつの時間に焼き菓子と!』




まなぱーる 『プレスは夜徹夜したいときに飲みたい!』




ころぱーる 『ペーパーがシャーペン、金属がボールペン、プレスは鉛筆の芯』




なつさん 『ペーパーがゼリー、金属がクッキー、プレスがおせんべい』




一同 『おおなるほど!』『ふむふむ。』『わかる気がする!』




今回の飲み比べ、メイツの中では金属フィルターが好き、という意見が多数派でしたが、前回の珈琲部で飲み比べたように珈琲豆(産地や焙煎度など)によって全然違う味わいなので、それぞれに別の方法が美味しく感じたりするこのもあると思いますし、本当に奥が深いなあと。

あれもこれも、飲み比べてみたくなります。

ああ、珈琲って楽しいです!




そして最後に。

どいぱーるが持ってきてくれたサイフォン!

ケシパールの定番ブレンド“ワイニー”を抽出してみます!




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まるで理科の実験風景。




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無事珈琲が抽出され、持ち寄りおやつと共にいただきました。

ワイニーのぶどうのようなコクと深みをぎゅわんっと濃縮して、後に残る渋みがさらに赤ワイン感を増したような味わい。

淹れ方の違いで、同じ豆でもこんなにも違ってくるのかと、改めて驚きです。







そんなこんなで、今回も楽しく勉強になった珈琲部でした。

どい先生、ありがとうございました!

















最後にしつこくタツパールです!




まいぱーるお疲れ様でした!

もちろん主役のドイパールもお疲れ様でした!




ここで、「ドイパールより一言」を、僕タツパールが想像で勝手に書きます!








ドイパールより一言




例の場所で、手が空いているタイミングであれば、これからしばらくの間サイフォンで淹れることもできます!

お気軽に声をかけてみてください。

余裕ない時は、ご遠慮いただくこともままあると思います(先に言い訳!)







以上、珈琲部だよりでした。




また、ケシパールスタッフ=ケシメイツの募集を近日中に 当ブログにて行います。

ケシパルーフでもそうですが、あえて始めはSNS等での拡散はせずに、ひっそりやります。




きになる方は、こまめにチェックしてみてくださいね!







おまけ


たつぱが1分で描く、ブログによく登場するメイツ!




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